長時間走っていられるようになりました


毎日ランニングができるようになったことをお話ししましたが、もうひとつ問題があることがわかりました。

ランニングと言っても、実はスーパーまではものの7、8分で着いてしまうのです。

走らないよりは走るほうがもちろんいいのだと思いますが、1日7、8分走ったところでどれほどの運動になるのだろう。

そういう疑問があったので、私はスーパーに行くまでの道をすこしずつ伸ばしてみることにしました。

本当は右に行かなければいけないところをわざと左に行ったり、スーパーが見えてきてもその入り口をわざと通り越して、スーパーのまわりを1週してみたりとか。

それがけっこう面白いのです。

スーパーを1週するなどはすぐにやめてしまったのですが、行ったことのない場所を通ってみるのは意外と発見があって楽しいです。

これまで近くにあることは知っていても足を向けたことはなかった公園の中を走ってみたり、自分の生活圏とは違う商店街を通ってみたり、降りたことのない隣の駅まで行ってみたりなど、私の行動範囲は急速に広がりました。

公園には子供連れの家族がいたり、鳩に餌をやっているおじさんがいたり、私と同じようにランニングしている人もいました。何度か通っているうちにランニングしている人の一人とは会釈する間柄になりました。

私の生活圏から離れた商店街には、もんじゃ焼きやお好み焼きの店があっていつもいい匂いがもれています。昔ながらの駄菓子屋にランドセルを背負った子どもたちが集まりキャッキャと騒いでいます。

神社やお寺もたくさんあり、こぢんまりとしたものから、大きなものまで、近くを通ったときは心の中でお参りをしました。

そういうひとつひとつが楽しいので、ランニング時間はだんだんと伸びていき、いつしか1時間くらいは走るようになりました。

こうして私は、毎日1時間のランニングを無理なくつづけられるようになったのです。

次回の健康診断の結果が今から楽しみです。





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